体をひねるだけで前に進む2輪のボードとして人気の『キャスターボード』。
その中でも有名なのは以下2種。
- ブレイブボード
- ジェイボード
この2種は何が違うのでしょうか?

今回は子供用(小学生)に軸をおいて、各ブランドの『ミニサイズ』で紹介するよ!
「ブレイブボード」と「ジェイボード」の子供用(小学生用)の主な違いは、以下です。
ブレイブボード ミニサイズ
- 製造元:アメリカの企業
- 板の形:完全に分かれた2枚の板をひねるタイプ
- 大きさ:縦長・重量ともに少し重め
- 値段:少し高額
ジェイボードミニサイズ
- 製造元:アメリカの企業
- 板の形:1枚の板をひねるタイプ
- 大きさ:縦長・重量ともに少し軽め
- 値段:少し安価
どちらも走行の仕方は同じですが、大きくは見た目の板の形が異なります。
本文では、それぞれのより詳しい違いと、そもそもキャスターボードとはなに?という初心者パパ・ママの疑問にもお答えします。
また、以下のような他のキャスターボードとの違いも紹介しています。
- リップスティック
- ブレイブボード
- ジェイボード
- エスボード
どれを買おうか迷わないようにおすすめ品も紹介しているので、購入の参考にしてみてください!

【補足】「ブレイブボード」「ジェイボード」という言葉は、キャスターボードの俗称としても使われているよ。
無名ブランドがよく使っているから、購入するときは間違えないように注意してね!
▼ブレイブボードの子供用:デラックスミニ
▼ジェイボードの子供用:PIAOOmini

迷いたくないなら、売れているリップスティック(ブレイブボード)を選ぶといいね!
ちなみに日本では、今はリップスティック(ブレイブボード)の方がよく売れているよ。
「ブレイブボード」「ジェイボード」の違い

「ブレイブボード」「ジェイボード」の違いは以下です。
製造元の違い
ブレイブボードとジェイボードは、どちらもアメリカの有名企業のブランド商品です。
■ブレイブボード:RazorUSA社
■ジェイボード:J.D. Corporation社
『ブレイブボード』は、アメリカの「リップスティック」というブランドを、日本の企業が輸入販売したときの名称。
「リップスティック」はアメリカのスポーツブランド「Razor(レイザー)USA社」が開発した商品で、キャスターボードの王道的存在。

つまり「ブレイブボード」と「リップスティック」は、全く同じ商品だよ!現在日本では、どちらの名前でも同じくらい知名度が高いよ♪
『ジェイボード』は、RazorUSA社の関連会社であるJ.D. Corporation社の商品です。
大きさの違い
ブレイブボードの方が、ジェイボードよりに大きめのサイズで、重量も重めです。
■ブレイブボード デラックスミニ
- 通常サイズの縦長:68cm
- 通常サイズの重量:2kg
■ジェイボード
- 通常サイズの縦長:64cm
- 通常サイズの重量:1.5kg
値段の違い
リップスティック(ブレイブボード)の方が、ジェイボードより高値の場合が多いです。
ただしセールなどで変動がありますので、特にクリスマスや年末などは、各サイトをチェックしてみてくださいね。
対象年齢の違い
リップスティック(ブレイブボード)とジェイボードの対象年齢に違いはありません。
どちらのブランドのどのシリーズも、ほぼ「8歳以上」と規定されています。
板の形の違い
リップスティック(ブレイブボード)とジェイボードは、2本の軸を反対方向に回転させて前に進む、という仕組みは同じですが、軸の上に乗る板の形が異なります。
リップスティック(ブレイブボード)は、他のキャスターボード同様、2枚の板が分かれた構造です。
(引用:楽天市場)
しかしジェイボードは、真ん中に穴が開いた1枚の板の構造です。板は柔軟性があり、曲げることにより対応しています。
(引用:楽天市場)

再確認だけど、「ブレイブボード」「ジェイボード」という言葉は、キャスターボードの俗称としても使われているよ。
無名ブランドの商品が「ブレイブボード」「ジェイボード」という名で売られていることがよくあるから、購入するときは間違えないように注意してね!
「ブレイブボード」はこんな子におすすめ
「ブレイブボード」は、以下のような人におすすめです。
- 王道の商品がよい
- 高学年の子
- 技にも挑戦してみたい
- 光るタイプがほしい

違いがよくわからないor迷ってしまうなら、王道商品であるブレイブボード(=リップスティック)にしておけば間違いないよ!
▼ブレイブボードの子供用:デラックスミニ
- 大きさ:約68×12×22cm
- 重量 :2.2kg
- 耐荷重:79kg
- 対象年齢:8歳以上
- 価格:6,000~10,000円
▼子供用デラックスミニと同じ大きさの「光る」タイプ‼
- 大きさ:約68×12×22cm
- 重量 :2.2kg
- 耐荷重:79kg
- 対象年齢:8歳以上
- 価格:8,000~11,000円

子供が喜ぶだけでなく、夕暮れの薄暗い中で遊ぶときも、光るタイプは安心だよね!
※上記価格は、ショップやセールによって異なります。
「ジェイボード」はこんな子におすすめ
ジェイボードは、以下のような人におすすめです。
- 少し珍しい・おしゃれなタイプがよい
- まずは試しで、少しでも安く軽いタイプからはじめたい
- 低学年の子、体重が軽い、体格が小さい子
- 運動能力に自信がないから、安全な4輪タイプがほしい

圧倒的に軽いから、小さな子供でも取り掛かりやすいのがいいよね!
ただ軽すぎると、安定しにくい、技には向かないという声も(口コミより)。
▼ジェイボードの子供用:PIAOOmini
- 大きさ:約64×11×17.5cm
- 重量 :1.5kg
- 耐荷重:80kg
- 対象年齢:8歳以上
- 価格:
▼子供用PIAOOminiと同じサイズの「4輪」タイプ‼
- 大きさ:約76×13×21cm
- 重量 :3.1kg
- 耐荷重:80kg
- 対象年齢:8歳以上
- 価格:

乗りこなせるか不安という人は、この4輪タイプがおすすめだよ!
※上記価格は、ショップやセールによって異なります。
「ブレイブボード」「ジェイボード」どちらが人気?
「ブレイブボード」「ジェイボード」を比べると、日本では「ブレイブボード(リップスティック)」の方がよく売れています。
Amazonの「スケートボードの売れ筋ランキング」を確認すると、上位には「ブレイブボード(リップスティック)」の名前が並びます。「ジェイボード」は無名ブランドと並んで、20位くらいからランキングに入っています(2025年11月時点)。
迷うなら、よく売れている「ブレイブボード(リップスティック)」を選ぶといいですね♡

「ブレイブボード」「ジェイボード」の気になる疑問

「ブレイブボード」「ジェイボード」などの『キャスターボード』に関して、気になる疑問をまとめてみました!
Q.ブレイブボード・ジェイボードなどの『キャスターボード』とは?
キャスターボードとは、板が前後2枚に分かれ、タイヤがそれぞれ1つずつ付いた「2輪タイプのボード」のこと。
体をひねるだけで前に進むのが最大の特徴です。
地面を蹴らずに進めるため、慣れてくると止まらずにずっと滑り続けることも可能です。
以下のような商品が有名です。
- リップスティック
- ブレイブボード
- ジェイボード
- エスボード 等

体幹を鍛えるトレーニングとしても人気があるよ!
Q.ブレイブボード・ジェイボードと「スケートボード」との違いは?
キャスターボード(ブレイブボード・ジェイボード)とスケートボードは見た目がよく似ていますが、実は全く異なる乗り物です。
スケートボードは「4輪・1枚板」で、地面を蹴ってスピードをつける乗り物。ジャンプやトリックなどの「技を楽しむスポーツ」に向いています。
一方キャスターボードは「2輪・2枚板」で、体の動きだけで進む“ひねりボード”です。「バランス感覚を使って滑ること自体を楽しむ乗り物」です。

キャスターボードは、スケートボードとは別ジャンルの乗り物と考えてね。
Q.「ブレイブボード」と「リップスティック」の違いは?
「ブレイブボード」と「リップスティック」は、全く同じ商品であり、違いはありません。
アメリカの「リップスティック」というブランドを、日本の企業が輸入販売するときに『ブレイブボード』という名で販売を開始しました。
現在の日本では「ブレイブボード」と「リップスティック」どちらの名前でも流通しています。
Q.ブレイブボード・ジェイボードと「エスボード」との違いは?
「エスボード」は韓国発祥のキャスターボード。実はいちばん早く発売されていたというお話です。
現在の日本では、少し流通量が少なく、知名度も低めです。
ブレイブボード・ジェイボード同様、キャスターボードの俗称としても使われているため、類似品に注意が必要です。
Q.ブレイブボード・ジェイボードで運動能力があがるって本当?
運動能力が上がるという断定はできませんが、運動能力に良い刺激を与えることは間違いないでしょう。
ブレイブボード・ジェイボードは、日常生活では使わない筋肉と脳の回路をフル活用します。また体幹も必要とします。
意外と大人の方が、乗りこなすまでに時間がかかったりします。
ぜひ、小さいうちからはじめてあげてくださいね!
初心者がブレイブボード・ジェイボードを安全に楽しむためのポイント

子どもにキャスターボードをプレゼントするときは、安全面をしっかり押さえることが大切です。
補足事項として、キャスターボードを安全に楽しむためのポイントも紹介しますね!

「ケガしないかな?」はやはり一番気になるよね!
キャスターボードは難しい技などに挑戦しなければ、比較的安全に楽しめる乗り物だよ!
①安全装備を必ず着用
ヘルメット、肘・膝・手首のプロテクター、滑りにくい靴をセットで用意しましょう。
②安全な場所で練習
平らで障害物の少ない公園や広場を選び、車通りの多い道は避けます。最初は保護者がそばで見守りましょう。
③ボードの状態をチェック
タイヤやネジの緩み、板のひび割れがないかを毎回確認します。
④乗り方を教える
足を乗せてバランスを取る → ゆっくりひねって進む → 止まる練習の順で段階的に練習させます。
⑤無理をさせない
スピードやターンは慣れてから。疲れているときは休憩させ、安全に楽しむことを優先します。
安全装備・適切な場所・乗り方の練習・子どもに合ったモデルを押さえれば、キャスターボードは楽しく安全な遊び道具です。はじめは親子で一緒に楽しんでくださいね!

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まとめ|王道なら「ブレイブボード」!まずはお試しなら「ジェイボード」がおすすめ
ブレイブボードとジェイボードは「キャスターボード」の一種で、同系列のアメリカ企業商品です。どちらも乗り方は同じ、体をひねって前に進むタイプです。
ブレイブボードの方が、ジェイボードより全体的に大きめのサイズで、重量も重め。値段もブレイブボードの方が高め。
そのため、王道を望む、技にも挑戦してみたいなら「ブレイブボード」をおすすめします。
続けられるかわからないし、まずはお試しでという気持ちであれば「ジェイボード」がおすすめです。
特に運動能力に不安がある子には、ジェイボードの「4輪タイプ」を選ぶとよいでしょう。
キャスターボードは、楽しさと同時に運動能力の向上にも貢献できる遊び道具。
ぜひ子どもに合った1台を選んで、一緒に遊ぶ時間も楽しんでくださいね♪
▼ブレイブボードの子供用:デラックスミニ
▼子供用デラックスミニと同じ大きさの「光る」タイプ‼
▼ジェイボードの子供用:PIAOOmini
▼子供用PIAOOminiと同じサイズの「4輪」タイプ‼


