初産でわからないことだらけの初育児、体力もヘロヘロ、乳の悩みばかりが増える日々……。そんな中で使ってみたハンズフリー電動さく乳器『izxi(いつくし)』!
率直な私の感想に加え、楽天などの口コミ情報も調べたうえで、メリット・デメリットを紹介します。結論、とても良い商品でした!
・手動さく乳機に疲れた人
・少しでも時間が欲しい人
・乳がある程度の量出る人
・産後3か月を超えた人
少しでも、育児に翻弄されている人のお役に立てますように……。
電動さく乳器『izxi(いつくし)』とは
今回ご紹介するのは、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW-388。「ハンズフリーで搾乳できる」と話題の商品です。
ピジョンの手動タイプを使っていたのですが、手が疲れきっていたし、さく乳している時間がもったいなくて、購入しました。
大前提!ハンズフリーは本当にできる?
結論、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器は、ハンズフリーでさく乳できます!
ただし、完全なフリーにはなりません。
ジッとしていれば、両手を離した状態でさく乳できました。ただ、やはりさく乳しながら動くことはできないです。動くとズレるようで、隙間ができてスコスコ空気が入ったり、漏れたりしました。
服の上から片手で押さえながら、空いた片手で軽い用事をすることは可能でした。これだけでもとても便利!手動を使っていた私としては、革命だと感じるほどにありがたかったです。
使ってみた口コミ!メリットは?
自分で使ってみた感想と、ショッピングサイトの口コミなどを合わせて、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器のメリット・デメリットをご紹介しますね。
①ハンズフリーはやっぱり楽
上記にも記載しましたが、活発に動かなければさく乳中ハンズフリーになります。ソファに座ってさく乳しながらスマホを見れる、これだけでも手動に比べるととても楽です。
さらに通常のハンマーのような形の電動タイプと異なり、『izxi(いつくし)』YW‐388は、服の上から片手で押さえながらもう一方の手で軽い用事をすることができます。ちょっと家の片づけをしたり、メモをとったり、できることはたくさん。
やはり、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器はハンズフリーが最大のメリットです。
②軽くてストレス減
さらに本体は約260ℊととても軽い!搾乳時のストレスはより少なく感じます♪
(引用:いつくし公式オンラインストア)
③部品が大きくて少ないから管理がラク
『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388のパーツはたったの5つ。
(引用:いつくし公式オンラインストア)
このうちポンプ以外の4つが洗浄できます。
この洗浄する4つのパーツそれぞれが大きく、洗浄がとっても楽なんです!
今まで使っていたピジョンの手動タイプは部品がとても多く、またひとつひとつが小さくて、洗うのがとても大変でした。小さい部品を排水口に流しちゃうこともしばしば……。
たったそれだけのようですが、眠さと時間と戦っていた乳幼児育児の中、私は涙が出そうなくらい感動しました。
④ポタポタ垂れる量少なめ
これはピジョン手動タイプと比較した私の個人的な感想です。ピジョン手動タイプは搾乳後、必ず乳に沿って垂れるし、机に置いてもポタポタ。絨毯などあちこちに垂らしていました。
それが『izxi(いつくし)』電動さく乳器YW‐388は、搾乳後にポタポタ垂れる量が少ないです。ほとんど垂れることに対するイラつきを感じませんでした。
小さなストレス、積み重なると大きいんですよね。
⑤貧乳・差し乳でもOK
私はかなりの貧乳です。授乳中も大きくなったといっても、Bカップになった?かな?程度のレベル。購入前は不安だったのですが、貧乳でも問題なくさく乳できました。
また楽天の口コミでは、差し乳(柔らかく張りが少なく、搾乳で出にくい乳)でもさく乳できたというお声がたくさんありましたよ。
使ってみた口コミ!デメリットは?
①搾乳しながら搾乳できた量が見えない
『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388を利用して一番不快に感じたのは、搾乳中に搾乳量が見えないことでした。
搾乳って、搾乳できた量が自分の体感と一致しないこともあるので、目視の確認は必須ですよね。
しかし『izxi(いつくし)』での搾乳中は上から機器を見ることになり、機器の白いカバーしか見えません。形状上、傾けて確認することもできません。確認のためにと胸から離すと、再びさく乳するときフィットさせるのが面倒!
私は鏡に映して確認していましたが、毎回イライラしていました。
やはりこれについてはメーカーも改善の必要性を感じているようで、新商品は上からさく乳量が確認できるように変更されていました(下図)。
(引用:いつくし公式オンラインストア)
②吸引強度がわかりにくい
(引用:いつくし公式オンラインストア)
『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388は上記のようにモードや吸引力を状態に合わせて調整できる機能があり、とても魅力的です。
しかし、残念なのはこれらモードや吸引力の設定がわかりにくいこと。
モードは電源ボタンを複数回推すことで切り替えますが、外観からは設定されているモードがわかりません。吸引力についても同じです。使い慣れるまで、とても不便でした。
とはいえこちらも新商品では改良されています。ご購入時の参考にしてみてくださいね。
(引用:いつくし公式オンラインストア)
③音が大きめ
他商品と比べると、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388は少し吸引の音量が大きいようです。楽天の口コミでも「赤ちゃんを起こしちゃう」など書かれています。
とはいえ個人差ありますね、私はそんなに気にならず、寝ている赤ちゃんの横でも使っていましたよ。^^
④時々漏れることあり
きちんと密着できていない、パーツがしっかりとはまっていないなどが原因で、漏れることがあります。どの商品でも同じでは?と思いましたが、大手メーカーと異なり少し作りが甘い?のかな?その頻度が高いです。楽天口コミでも同じような意見が複数あります。
これは慣れの問題もあり、継続して使っていくうちに組み立てや密着時の注意点が把握でき、ほぼ漏れることはなくなりました。
⑤少ない量の搾乳には不向き
母乳が少量しか出ない場合は、さく乳が難しいようです(個人的意見)。
私はもともと母乳の出る量が少なく、母乳育児に苦戦していました。体調が悪く母乳量が少ないときは、片手でマッサージしながら、ピジョン手動タイプで少しずつさく乳していました(50㎖くらい)。
残念ながら『izxi(いつくし)』電動さく乳器YW‐388はマッサージしながらさく乳できる形状ではないですし、マッサージ後に使ってみてもあまりさく乳できなかったです。
100㎖超える量が出ている時は問題なく使えていましたので、母乳の出が悪い方は、参考にしてくださいね。
もし購入するならコレはご注意を!
もし『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388の購入を検討されるなら、事前に知っておいていただきたいことをお伝えしますね。
機器が大きい、消毒容器に入らない?
『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388のサイズは上記写真のとおり、大きいです。細かい部品などがないので洗浄や組み立ての煩わしさは少ないですが、大きいものは場所を取りますね。
我が家の電子レンジ消毒容器には入りませんでした。消毒容器は買い替えました。ご購入前はご確認をおすすめします。
▼搾乳機が入らなかった消毒容器
▼買い替えた消毒容器
産後すぐには不向きかも?
私は出産直後に使っていないので気が付きませんでしたが、産後すぐの胸には不向きだそうです。
搾乳カップの滑り止めがカップ全体にあるので、産後すぐのパンパンに張った胸に使用するには不向き。産後3か月以降の、胸の張りが落ち着いてきた頃に使用することをおすすめします。
(引用:マイベスト【徹底比較】搾乳器のおすすめ人気ランキング15選【助産師が選び方監修|2024年5月】)
『izxi(いつくし)』電動さく乳器YW‐388は搾乳カップ全体がゴムのタイプで、パンパンに張った胸がフィットしない可能性があるようです。ある程度落ち着いた状態の人におすすめです。
いざ使う時にはココ注意!
購入後の話になりますが、私が苦労したので補足として記載しておきますね。もし購入された際にはご活用ください。
容器に移し替えるときは反対側を開けて
小さなことだけど、大きな問題!容器に移し替えるとき、母乳が容器から出てこないのです!注ぎ口は下に向いていても、以下の写真のように出てこないのです。
(引用:いつくし公式オンラインストア)
この解決策としては、注ぎ口の反対側を少し開けてみてください。空気の抜け道を作ると、スーッと出ます。
小さなことですが、調べてもなかなか改善策がわからず、私は苦労しました。もし購入された際は、ぜひ試してみてくださいね☆彡
【まとめ】電動さく乳器『izxi(いつくし)』上手に使えばハンズフリー可能!こんな人におすすめデス
『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388を使ってみた口コミをご紹介いたしました。
ハンズフリーはメーカーが紹介しているような程ではないですが(個人的意見)、ある程度は手が空きます!心のゆとりも出ます!
とても軽いし、組み立てや洗浄もラク、とてもお勧めしたい商品です!ただし産後すぐや、少ない母乳の時期には不向きかもしれません。
まとめると、『izxi(いつくし)』の電動さく乳器YW‐388はこんな人におすすめです。
・手動さく乳機に疲れた人
・少しでも時間が欲しい人
・乳がある程度の量出る人
・産後3か月を超えた人
「搾乳量がわからない」「使用中のモードがわからない」などのデメリットは、新商品では改善されていますので、気にされる方はこちらをご検討くださいね。(▼新商品)
とっても楽しいけれど身も心もギリギリの時期、便利な育児グッズを活用して、少しでも育児が楽しめますように。。
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