英語版YouTubeは登録者数1.79億人(2024年7月時点)と世界中で大人気の『ココメロン』。
しかし、ネット検索すると「ココメロンは子供の発育に良ない」という記事も出てきます……。
大人気の動画なのに、良くないのは本当なのでしょうか?気になったので、YouTube『ココメロン』についていろいろ調べ、「本当に良くないの?何が良くないの?」を確認してみました。
ココメロンとは?どこの国?
『ココメロン』とは、音楽に乗って子供の学びを促す3Dアニメーション動画。公式サイトの問い合わせ先にはカリフォルニアの住所が記載されており、アメリカにある企業が運営しているようです。
(引用元:ココメロン公式サイト)
文字、数字、色などを歌に合わせて覚えられたり、生活習慣などをミュージカル風ストーリーから学べたりと、子育てにとっても嬉しい内容ばかり。
英語版のYouTubeは2006年開始。なんとチャンネル登録者数は1.79億人(2024年7月時点)と、驚きの数字!世界中で視聴されている大人気の動画です。
ココメロン 英語版YouTube
子どもの英語学習として視聴させる親御さんも多いですよね。
チャンネル登録者数1.79億人って、驚愕の数字ですね!
もちろん開始時期の2006年は2Dアニメーションでした。2016年ごろから現在のような3Dアニメーションが加わっています。
ココメロン 日本語版YouTube
ココメロンには、日本語に吹き替えされた日本語版も登場しています。
映像と音楽はそのままにして、言語だけ日本語に吹き替えされている動画。聞き取りやすく可愛い声で、子供も馴染みやすく工夫されているのを感じます。
ココメロン キャラクターの名前(呼び名)
では、登場人物はどんな子がいるのでしょうか。ココメロンにはたくさんのキャラクターが登場します。
ココメロンの家族
ココメロンの主人公は「JJ(ジェイジェイ)」という男の子の赤ちゃん。
JJは3人兄弟で、5人と1匹家族です。家族みんなとても仲良し。見ているだけでほっこりします。
おじいちゃんとおばあちゃんは別に暮らしていて、農場を経営しているようです。
ココメロンのお友達など
主人公は「JJ(ジェイジェイ)」は保育園?のようなところに通っていて、お友達もたくさんいます。
(引用元:ココメロン公式サイト)
先生:Ms. Appleberry(アップルベリー)
Cody(コディ)
Cece(シーシー)
Nina(ニーナ)
Bella(ベラ)
Nico(ニコ)
見た目からもわかるように、お友達の国籍はいろいろ。ルーツもいろんな設定がされています。世界中で受け入れられやすい理由のひとつではないでしょうか。
ココメロン動物のお友達
ココメロンには、動物のお友達もたくさん登場します。
クマ:Boba
ブタ:Pepe
ネコ:Kiki
ゾウ:Ello
オオカミ:Wally
サル:Mochi
(確認動画:https://youtu.be/wfuodpteWFE?si=KNteDlleTPeTqcol)
小さな子供の場合、動物の名前(ゾウ)と固有の名前(Momo)が混在する?と心配しましたが、動画の中で動物のお友達が名前で呼ばれることはマレなので、問題なさそうです。
ココメロンが子供の発育に良くないって本当?
世界中でダントツ人気の子供向けYouTubeなのに、「ココメロンは子供の発育に良くない」という記事がネット上に出ています。
ココメロンが良くない・ダメと言われる理由
ネット上には、以下のような論文が出ています。
『ココメロン(CoComelon)』:親しみやすい歌、色鮮やかなアニメーションで子どもに人気のココメロンだが、そのテンポの速さと過剰な刺激は子どもの注意力や自制心を損なってしまうかもしれない。
(参照記事:「『ココメロン』のようなキッズ向け作品を子どもに見せてはいけない理由」)
学術的な研究のもと発表された内容で、テンポが速い、視覚・聴覚への刺激が多い映像が、子供の発育に影響を及ぼすというのです。記事内では、「子供に見せないほうがいい作品」として、ココメロンが紹介されています。
たしかに、子供が見始めると目が離せなくなるようで、我が子も何もせず、動かず、ただただジッと見入ってしまうことがあります。その間、脳の動きは止まっているように見えます。
ココメロンがダメなわけではない!
しかし、実際に見せてみた親の感想としては、「長時間、子供だけで見せる」ということをしなければ問題ないと感じています。むしろ、上手に活用すれば教育に良いと思っています。
・時間を決めてみましょう
短時間であれば集中してみても良いのではないでしょうか。「ひとつのことに集中する」という時間も、子供の大切な経験のひとつ。
また、親も少し子供から離れて家事をしたり、一息つく時間が必要です。ココメロンを見た後、ちゃんと向き合ってあげられるのであれば、必要な時間だと思うのです。
・日常生活で歌ってあげましょう
日常生活がココメロンの音楽で楽しくなります。例えば「歯を磨く」「お風呂に入る」などの暮らしの中で、ココメロンの歌を口ずさむことで、子供はけっこう乗り気になります。
親がイライラしがちなときも、歌で少し気分が変わりますよ♪(どうしようもないときもありますが…苦笑)
・一緒に歌ったり踊ったりしてあげましょう
音楽やダンスは子供の発育にとても良い影響を与えます。余裕があるときは大人が一緒に見て、歌ったり踊ったりすることで、一人で見るときにも脳の動きが変わるのではないでしょうか。
上手に活用することが大切
(引用元:ココメロン公式サイト)
どんな動画もおもちゃも同じですよね。大人が管理のもと、子供の様子を見ながら上手に活用することが大切ですよね。
ココメロンがもし悪いものであれば、きっともう表舞台からは消えているはず。今でもYouTubeで誰でも見られるということは、決して悪いものではないということ。
ココメロンは数字や言葉、音楽、英語、日常のルールなどを楽しく学ぶには最適な内容です。子育ての一環、英語の学びとして、楽しく上手に活用することをおすすめします♪
ココメロンはグッズが豊富(ユニクロとのコラボも)
ココメロン人気動画は英語版の「バス(お風呂)」♪
これからココメロンを楽しむ人のために、ココメロンの中でも人気の動画を紹介しますね。
ココメロンでは、英語版のバス(お風呂)が人気です。
実生活の中で、実はお風呂ってテレビやスマホがなく、親子が向き合うとても大切な空間なんですよね。
と同時に、身体を洗うことがキライな子やジッとしていられない子(←我が子は後者)もおり、お風呂は親にとって大変な空間でもあります。
そんなお風呂で、ココメロンの歌を一緒に歌うことでスムーズに身体が洗えれば、嬉しい限り。さらに英語の勉強にもなると、使わない手はありませんね!
【まとめ】ココメロンとは世界中で大人気の動画。上手に活用すれば子供の成長の手助けになる!
(引用元:ココメロン公式サイト)
ココメロンについて、いろいろ調べてみました。世界中で長い間愛され続けるココメロン。
親子で覚えやすい楽しい音楽と、目が離せなくなるきれいなアニメーション映像。これらに加えて、言葉や数だけでなく、生活習慣やコミュニケーション力、国籍の違いなど、多様な学びが期待できる内容が人気の理由。
あまりに魅力すぎて子供が見すぎてしまうため、長時間の視聴は「子供の発育に良くない」です。大人が管理しながら、上手に楽しく活用することがおすすめ。
ココメロンは世界中でずっと人気なんですよね。子供が集中してみる面白さがあるんですよね。時代も国籍も関係なく、「子供が魅力を感じるもの」は同じなんですね。そう思うと、少し世界の見方が変わりそうです。^^
ちなみにですが、ココメロンによく似たYouTube動画の『べべフィン』の方が、我が母子はお気に入りです♡よかったら参考にしてみてください。
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