幅広で履きやすいと人気の以下2つのベビーシューズブランド。
『イフミー(IFME)』
『ニューバランス(New Balance)』
どちらを選ぶか迷いますよね。
そこで、両ブランドの違いをまとめます。
今回は、我が子が1~3歳頃、12~15cmの間で両ブランドの様々な種類を履かせてみた体感です。リアルな情報として参考にしてください!
※11~15cmのベビーサイズの検証です。
『イフミー』と『ニューバランス』の大きな違いは下記です。
・イフミーの方が安価
・イフミーの方が軽い
・イフミーの方がより幅広
・ニューバランスはブランド力が強い
・ニューバランスの方が走りやすい
・ニューバランスの方が耐久性がよい
それぞれがおすすめな方は…
本文では、より詳しい『イフミー』と『ニューバランス』の違いを解説しますね。
▼軽くて柔らかく、コスパ最高のイフミー♪
▼しっかりした安定感とブランド力が魅力のニューバランス★
『イフミー』と『ニューバランス』の違いを比較
『イフミー(IFME)』と『ニューバランス(New Balance)』の違いをまとめた表を掲載します。
項目 | イフミー(IFME) | ニューバランス(New Balance) |
---|---|---|
値段 | 比較的安価 約4,000 ~6,000円 |
やや高め 約6,500 ~12,000円 |
足幅 | 幅広 3E相当 |
幅広 3E~4E 相当 |
足長 | サイズ表記+0.5cm | サイズ表記+1.0cm |
重さ | かなり軽量 | 一般的 |
つくり | 全体的に薄く通気性に優れている | 全体的に厚みがありしっかりとしている |
耐久性 | 耐久性は低め | 耐久性が高め |
走りやすさ | 走りやすい | とても走りやすい |
脱ぎ履きのしやすさ | 脱ぎ履きしやすい より履きやすい |
脱ぎ履きしやすい |
それぞれのポイントについて詳しく解説しますね。
両ブランドの複数の種類を履き比べた結果です。
画像は以下を利用しています。
- イフミーワンベルト(13.5cm)
- ニューバランス313(13.5cm)

(左)イフミー (右)ニューバランス

(左)イフミー (右)ニューバランス

(左)イフミー (右)ニューバランス
値段
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
値段 | 比較的安価 約4,000 ~6,000円 |
やや高め 約5,000 ~12,000円 |
まず一番大きな違いと感じるのは、やはり値段です。
イフミーの方が安価で、ニューバランスの方が高価ですね。
イフミー公式サイトの商品は、4,290~5,830円 (税込)。
ニューバランス公式サイトの商品は、6,490円~11,990円 (税込)。
(※楽天やAmazonだと、もう少しお安く買える商品もあります。)
足幅
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
足幅 | 幅広 3E相当 |
幅広 3E~4E相当 |
足幅は、どちらも幅広設計です。幅広の我が娘も、どちらも問題なく履けています。
しかし、靴底はイフミーの方がかなり幅が広いです。

(左)イフミー (右)ニューバランス
ニューバランスの靴底の上に、我が子の幅広足を乗せると、明らかにはみ出ます。
実際に履かせると、イフミーはゆとりを感じ、ニューバランスの方がフィット感を感じました。
同じ幅広設計ではありますが、実際にはイフミーの方が幅広です。
足長
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
足長 | サイズ表記+0.5cm | サイズ表記+1.0cm |
靴底の長さに関しては、ニューバランスの方が長いです。

(左)イフミー (右)ニューバランス
上記写真は『13.5cm』のイフミーとニューバランスですが、実際の長さは以下でした。
イフミー :14.0cm
ニューバランス:14.5cm
なんとニューバランスは、サイズ表記『13.5cm』より+1.0cmも長いのです!
実際に、同じサイズでもイフミーよりニューバランスの方が長く履いていましたよ。
重さ
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
重さ | かなり軽量 | 一般的 |
圧倒的にイフミーが軽いです。
『13.5cm』のイフミーとニューバランスを計量したところ、以下の結果になりました。
▼イフミーワンベルト(13.5cm片足)は55g。

イフミーワンベルト(13.5cm片足)は55g
▼ニューバランス313(13.5cm片足)は94g。

ニューバランス313(13.5cm片足)は94g
実際に持ってみると明らかで、断然イフミーの方が軽いですよ。
つくり
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
つくり | 全体的に薄く通気性に優れている | 全体的に厚みがありしっかりとしている |
イフミーは軽量で、全体的に薄いつくりです。そのぶん通気性に優れていて、脱いだ後の足の蒸れが少なかったです。
柔らかく足の動きに対してしっかりと曲がります。

購入時から柔らかいイフミー
ニューバランスは全体的に厚みがあり、しっかりと足をホールドする印象です。イフミーと比べると、脱いだ後は靴下が湿っていますね。
ニューバランスも足の動きに対して柔らかく曲がります。厚みがあるのに不思議なのですが、履きならすとニューバランスの方がよく曲がりましたよ!購入時は少し硬く感じるので注意してくださいね。

数か月間履いて柔らかくなったニューバランス
耐久性
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
耐久性 | 耐久性は低い | 耐久性は高い |
値段やつくりから推測できるとは思いますが、やはり耐久性はニューバランスの方が高いです。
イフミーはすぐにつま先部分が剥がれてきます。靴底も何度か洗うと印字がなくなります。

つま先部分が剥げたイフミー
その点ニューバランスは外装が剥がれるまでの時間が長いですね。同じ回数履いても、パッと見るだけでわかるくらい劣化に差が出ていました。
しかし、1歳の間はすぐにサイズアウトするので、履きつぶすまで使うことはなく、違いを感じません。
2歳過ぎてくると1足を長く履くようになるので、差を感じるようになってきます。
(足の成長スピードには個人差があるので、参考程度にお願いします)
走りやすさ
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
走りやすさ | 走りやすい | とても走りやすい |
走りやすさについては、どちらも走りやすいです!
ただ、我が子は走り始めの不安定な頃(1歳前後)は、ニューバランスの方が走りやすそうでした。
イフミーだと、なぜかコケる回数が多いのです。その数には大きな差があり、見ていて驚くほどでした。
とはいえ本人は嫌がることもなく、どちらも元気に走っていましたよ。そして走りが安定してきた2歳頃には、差がなくなりました。
我が子の例ですが、走り始めの頃はニューバランスの方が安定するようです。
脱ぎ履きしやすさ
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
脱ぎ履きのしやすさ | 脱ぎ履きしやすい より履きやすい |
脱ぎ履きしやすい |
履き口が大きく開き、イフミーもニューバランスもどちらも脱ぎ履きしやすいです。
イフミーはサイトで脱ぎ履きのしやすさを強調していますが、ニューバランスも負けないくらい脱ぎ履きしやすいです。

大きく開くイフミー

大きく開くニューバランス
ただ、ニューバランスはベルトの真ん中にもマジックテープがあるタイプがあり、その場合は子供が履くときに上手に付けられないことが多かったです。履くときは少しだけ、イフミーの方が簡単という印象です。

ベルトの真ん中にもマジックテープがあるニューバランス
(真ん中のマジックテープは履いた時のフィット感を向上させます)
いずれにしても、子供が自分で履いた靴は大人が直さないと危ないので、私はそんなに大きな差だとは感じていません。
『イフミー』と『ニューバランス』の口コミ
『イフミー』と『ニューバランス』の口コミも確認しましょう。
『イフミー』の口コミ
▼イフミーの悪い口コミ
イフミーベビーの悪い口コミは以下のようなものがありました。
イフミーには、糸が出るなどのほつれを訴える口コミが複数見られました。少し耐久性に不安がありますね。
そのぶんお値段が安いですし、この時期はすぐにサイズアウトしますし、短期間で買い替える予定で購入しましょう。
またイフミーはサイズ選びが難しいようで、大きすぎた、痛みが出たという意見も。先述した「サイズ感」と、後述する「サイズの選び方」を参考に適切なサイズを選んでいただければと思います。
▼イフミーの良い口コミ
上記のように悪い口コミがありましたが、イフミーの低評価はとても少なく、いい口コミが大半を占めています。
イフミーベビーの良い口コミは以下です。
上記のように、イフミーベビーはガバッと開くため履きやすいという点が高評価でした。
また軽い、柔らかい、歩きやすいと、ベビーシューズとしての能力レベルがとても高いことがわかりますね!
「また購入したい」というリピート希望の口コミも多いです。
▼軽くて柔らかく、コスパ最高のイフミー♪
『ニューバランス』の口コミ
▼ニューバランスの悪い口コミ
ニューバランスの悪い口コミは、全体の中でとても割合が少ないです。
やはり、ニューバランスはサイズが表記より大きいという意見が多いです。購入時には、サイズが大きいことを考慮して購入しましょう。
中敷きが薄い、ズレるなど残念な意見もありますね。我が子が使って薄いと感じたり、ズレたりすることはありませんでしたし、多くの意見ではありません。中敷きだけ交換することでフォローできるようですね。
▼ニューバランスの良い口コミ
ニューバランスの良い口コミは、以下のようなものがありました。
ニューバランスは幅広の子でも履きやすい、歩きやすいと高評価ですね!
サイズは大きめですが、すぐに成長するので問題ないようです。
また耐久性もしっかりしていて、長く履けると喜ばれています。
悪い口コミで中敷きの不安もありましたが、反対に「しっかりしていて安心」という意見もありますね。
▼しっかりした安定感とブランド力が魅力のニューバランス★
『イフミー』と『ニューバランス』どっちがおすすめ?
『イフミー』と『ニューバランス』、どちらも魅力的な商品です。選ぶ基準をまとめますね。
『イフミー』がおすすめな人
『イフミー』がおすすめなのは下記のような方です。
軽い方がいい、大きくゆとりを持たせて履かせたい、などを希望する方にはイフミーが良いと思います。
また子供の靴はすぐにサイズアウトするので、なるべく安価で抑えたいですよね。
特に1歳まではあっという間ですし、筋力が少ないので軽い方がいいし、イフミーを活用するのがおすすめです。
▼軽くて柔らかく、コスパ最高のイフミー♪
『ニューバランス』がおすすめな人
『ニューバランス』がおすすめなのは下記のような方です。
やはりニューバランスというブランドは魅力ですよね!子供とは言え、やはりおしゃれには気を使いたいのが親心♡
ブランド名だけでなく、しっかりした作りなので安定感やホールド感があり、耐久性も優れています。活発なお子様には特におすすめです。
▼しっかりした安定感とブランド力が魅力のニューバランス★
『イフミー』と『ニューバランス』の使い分けがおすすめ
子供の靴は、すぐに汚すし、なくなるし、1足では足りませんよね。かといって、高い靴を何足も買うのは家計に負担です。
そこでおすすめなのは、両ブランドの使い分けです!
主シューズとしては値段も作りもしっかりしたニューバランスを。
サブシューズとして値段も重さも軽量なイフミーを。
我が家はずっと両ブランドを揃えています。異なる靴を履くことで足にも脳にも良い刺激になるというメリットもあるので、おすすめですよ☆
『イフミー』と『ニューバランス』サイズ感とサイズの選び方
イフミーとニューバランスは、我が子に履かせた体感と多くの口コミから、サイズ選びに注意が必要なことがわかります。
項目 | イフミー | ニューバランス |
---|---|---|
足長 | サイズ表記+0.5cm | サイズ表記+1.0cm |
足幅 | 幅広 3E相当 |
幅広 3E~4E相当 |
上記のサイズの違いから、以下のように選ぶことをおすすめします。
イフミー
実際の足の長さと同じサイズ
ニューバランス
実際の足の長さより0.5cm小さいサイズ
靴は実際の足の長さより+0.5cm大きいサイズを選ぶことが多いですよね。しかしイフミーもニューバランスも捨て寸が含まれているので、大きめサイズを選ぶ必要はありません。
イフミーは実際の足のサイズと同じを選べば、少しゆとりがあるベストなサイズになります。
ニューバランスはサイズ表記より靴底は+1.0cmも大きいので、実際の足の長さより0.5cm小さいサイズを選んでも少しゆとりがある程度です。
ただニューバランスは、イフミーに比べると幅が狭いので、少し大きめでもフィットして履くことができます。我が子は同じサイズを同時に履き始め、耐久性が高く大きめサイズのニューバランスをより長く履くという流れが多かったです。
『イフミー』と『ニューバランス』の違いを比較|まとめ
『イフミー』と『ニューバランス』の違いについて徹底比較しました。
『イフミー』と『ニューバランス』の違いをまとめますね。
・イフミーの方が安価
・イフミーの方が軽い
・イフミーの方がより幅広
・ニューバランスはブランド力が強い
・ニューバランスの方が走りやすい
・ニューバランスの方が耐久性がよい
どちらも子供の足を長年研究し、歩きやすさ、履きやすさは高評価のシューズです。幅広な子でも安心して履けるのも嬉しいポイント。
1歳2歳の頃はあっという間に大きくなり、靴は何足も買い替えることになります。少しでも安く抑えたい、でも歩き始めの不安定な時期には良いものを履かせてあげたい、と悩むところですよね。
上記を参考に、値段とお子様の活発さによって選んでみてください。
メインに『ニューバランス』、サブに『イフミー』を使い分けることもとってもおすすめです☆彡
▼軽くて柔らかく、コスパ最高のイフミー♪
▼しっかりした安定感とブランド力が魅力のニューバランス★