陸上自衛官と結婚したら『住む場所(家)』は？官舎・マイホーム・ペット事情を紹介

自衛官と結婚したら、

・『官舎』という自衛官専用の団地に住まなきゃいけない？
・転勤が多いから『マイホーム』は無理？
・『ペット』と一緒に暮らすのは無理？

そんな風に思っている人、多いのではないでしょうか？

自衛官と結婚した私もそう思っていましたが、実はそんなことはありませんでした。自衛官と結婚しても意外と自由に暮らせますよ。

自衛官との結婚後、どんな家でどんな風に暮らす選択肢があるのか？をご紹介します。

自衛官と結婚したら『住む場所(家)』は４択

自衛官と結婚したら、『家』は４つの選択肢があります。

この４つの選択肢、一般の企業に勤めるサラリーマンと変わらないですね。

実は自衛官との結婚後も住まいは自由です。最近はマイホームを建てる人が多くて驚きました。

それぞれがどういう暮らしなのか、ご紹介します。

①官舎に住む

『官舎』とは、国（地方公共団体）が公務員を住まわせるために建てた住宅です。一般の企業だと、『宿舎』と呼ばれていますね。

『官舎』は白いコンクリートマンションが多いです。３～５階建てで、数十室入れるようになっています。

②賃貸物件を借りる

自衛官家族は必ず官舎に住まなければならないというわけではありません。また転勤先の駐屯地の官舎がいっぱいで、入れないということもあります。

実は自衛官家族で一番多いのは、『賃貸物件』で暮らす家庭です。アパートであったり、一軒家であったり、様々です。

③家を買う・マイホームを建てる

私が結婚後いちばん驚いたことです。

マイホームを建てる家庭が多いのです。

家を建てる以外にも、戸建てやマンションを購入する人もいます。

この場合、旦那が自衛官で、奥様の地元に家を持つという事例が多いです。奥様の地元を人生の拠点にすることで、不在が多い自衛官の奥様も安心して暮らせます。子供も転校などの心配がありません。

転勤の場合は自衛官は単身赴任であり、赴任先では官舎や一般の賃貸アパートなどで暮らします（結婚後は基本的には寮に入れません）。官舎に住めば家賃は抑えられますし、賃貸アパートの場合でも「単身赴任手当」が支給されるので、そこまで生活に大きな負担とはならないようです。

④実家に同居する

少数派ではありますが、どちらかの実家に同居するという選択肢もあります。

生活費も軽くなりますし、子供の面倒なども親を頼れるかもしれません。一時的に暮らすことが多く、自由が効くのがありがたいですね。

自衛官と結婚｜家の「手当」は？

上記でも触れましたが、『住居手当』は賃貸物件の場合のみ受け取れます。家を買った場合などの補助はありません。

とても大きな金額ですね。

家に直接は関わりませんが、単身赴任になった場合の「単身赴任手当」など、間接的に家賃の補助となる手当もあります。

（「国家公務員の諸手当の概要」参照）

自衛官と結婚｜「ペット」と暮らせる？

自衛官と結婚しても、ペットと暮らすことは可能です。

もちろん官舎はペット禁止ですが、家を購入した人や、賃貸物件で犬や猫と暮らす家族は多くいます。

ただ、一般の家庭と比べると、ペットと暮らす家庭は少ない感じもします。

とはいえ我が家は一軒家の賃貸物件で、犬と楽しく暮らしていますよ。＾＾

まとめ｜自衛隊と結婚しても『住む場所(家)』は自由

以上、自衛官と結婚後の家事情をお伝えさせていただきました。

自衛官と結婚しても自由は多く、一般企業のサラリーマンとそんなに変わらないですよ。＾＾

これから自衛官と暮らす予定のある方の参考になれば幸いです。